ハナエとムコスケの結婚式      ~100日間ブライダル戦争~

ハナエとムコスケのリアル結婚式ブログです

ハナエとムコスケの結婚式まで、100日間の道のりをつづります

親への手紙

エステの話の前に・・・

 

ハナエにとって最大の難関である「新婦から親への手紙」について。

 

あんまり詳しく書きすぎるとすっごい長くなっちゃうので

かいつまんで話すけど、いい歳して親への手紙に

ものっすごい抵抗があります

概ねの理由は私たちの親子関係です。

それは今まで生きてきて、親とハナエしか知らない閉ざされた空間であり

長い長い葛藤の時間でありました。

幼少時から自らの存在意義を問う日々が続いたというと抽象的になってしまい、

もしかするとそういう点では生まれながらの性や性質も関連してくるかもしれません。

 

ともかく、育ててくれた親への感謝の気持ちは勿論ありますが

純粋な感謝だけを一言に短い時間で伝えるには

あまりにもハナエの心の中は澱んでいて

そんな簡単に濾過できるものではないのです。

 

そういうのがハナエの至らない部分といいますか、

頑張って良いこと書こう思ってもどうしても難しいところだったり、

良い言葉にできたとしても繕った美談だったら意味がないと思う性格だったりとか、

ベタな花嫁のお涙文章は無理!と思ってしまいます。

 

でもそれが今の自分だから無理せずありのままでいいと思いたい。

あとから気持ちはついてくるから、と思っているのですが・・・

 

周りが良い花嫁像を求めてきている気がします

 

 

それが辛い・・・

 

話半分に聞けばいいことなんですが、性格的にそうもいかなくて。。

手紙以外の部分でもそうなんですが、

結構一般的な親子関係に当てはめて話されるのが辛いです。

うちはとても淡泊な親子だったので「普通親子はこうでしょ」

という温かい親子の絆を押し付けられると、そのたびに「自分たちは普通じゃなかったんだ」

という現実を突き付けられているような気になります。

それは同時にハナエの中に「自分は愛されていなかったんだ」というイコールを呼び起こすのです。

 

ただし、これに続きがあって、昔ならここまでで止まっていたけれど

さすがにここまで歳を取る途中で、自分なりの精神的な成長を遂げて

「それが私たちの親子のあり方」

「親子が必ずしも一般的な像であるわけじゃない」

「これがうちの親の愛し方だった」

と思うことができるようになってきました。

 

ただ、今は結婚で大きく環境が変化して

私たち親子のことをよく知らない人たちがとやかく言ってきます。

知らない人たちが何か言ってる、くらいに思えばいいのですが、

あんまり言われすぎると「私の気持ちを分かる人なんか誰もいない」と

非常に孤独な気持ちになります。

 

こういう時に旦那様が味方になってくれるといいんですけどねー・・・

残念ながら今はムコスケさんも向こう側の人です。

さみしいなーせっかく夫婦なのになー